”適正スピン”と”安定キャリー”が大切です。スコアにつながるドライバーショットをクラブとスウィングの専門家が徹底解説!
堀口’s CHECK 02 「ドライバーも驚くくらい高い球。これも適正スピンのおかげ」
「中弾道ライナー系で前へ行く球をアマチュアは“飛ぶ弾道”と思っている方が多いのですが、実際のプロの弾道は適正スピンが入って、しっかりキャリーの出る高弾道です」
堀口’s CHECK 03 「スピンが少なめだと“危険な球”になる可能性大」
「スピンが少なすぎると、ドロップやチーピンといった危険な球が出る可能性が高くなります。適切なスピンが入ることによって、球が上がり、キャリーが出て、球の曲がりやよじれが少なくなっていくのです」
HS41m/s前後の”適正スピン”を実験検証
HS41m/s前後の”適正スピン”を堀口プロと実験検証。 「確かに、スピン量2000回転くらいの低スピンは飛んでますよね。でも、これは“ギリ”の数字。これくらいのスピン量にしようと打っていたら、ほんの少しの打点ミスで平気で1400とか1600回転くらいの超低スピンな“危ないボール”になる可能性がありますから。ヘッドの軌道や打点が安定している女子プロだからこそ、このくらいのスピン量で、毎回同じように飛ばしていけるわけです。」 「それとキャリーとランの比率も大事です。キャリー+ラン20Yくらいが適正なスピン量の弾道。ランの比率が高い弾道は、スピンが足りずにキャリーが出ないことにもつながってしまいます。結局、適正スピンで安定したキャリーの出る弾道のほうが、間違いなくコースで使えます。一発の飛びより、平均飛距離を重視したほうがコースマネジメントやスコアメイクをしやすいのです」 2400~2600回転くらいあれば、打点ミスでスピン量が落ちても、2000回転を切ることはないと思います。だから飛ぶ、飛ばないの"バラつき"が少なくなるのです。
堀口プロの3つのワンポイントアドバイス
①両肩をレベルな感じで構える 両肩をほぼ水平(レベル)な感じで構える。グリップした右手が下にくる分だけ、右肩がほんの少し下がる感じでいい。
③左股関節に乗って腰をターン
切り返しからダウンスウィングで左に踏み込み、左股関節の上で腰をターン。腕で振らずに、下半身主導で振っていく。 PHOTO/Hiroaki Arihara、Hiroyuki Okazawa、Blue Sky Photos、Yasuo Masuda THANKS/PGST ※週刊ゴルフダイジェスト11月5日「スコアにつながるドライバーSHOT」より一部抜粋 中井学プロが教えるコツは、週刊ゴルフダイジェストの11月5日号か、下記のMyゴルフダイジェストをチェック!
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