「外国人選手が『やってくれ』と」西武・今井達也が最後の打者156キロ斬り、ファン驚きのパフォーマンス披露【オールスター】
◆マイナビオールスターゲーム2024 第2戦・全セ10―16全パ(24日、神宮) 西武の今井達也投手(26)が8回から7番手で登板。2イニングを投げて2失点したものの、最後まで投げきり、勝利に貢献した。最後の打者のヤクルト・長岡秀樹内野手を156キロの外角速球で空振り三振に仕留めると、マウンド上でチームメートのヤン投手をまねた大きくジャンプしてから腰を沈めながらガッツポーズする派手なパフォーマンスを披露し、スタンドから大きな拍手に包まれた。 ■【写真】ヤン流パフォーマンス、今井のジャンプも高い! 「マチャド投手(オリックス)やメルセデス投手(ロッテ)、ポランコ選手(同)など外国の選手たちとコミュニケーションをとっている中で『パ・リーグが勝っていたら9回にやろうと思うんだけど、どう?』と聞いたら、『ぜひ、やってくれ』というリアクションをくれたのでやりました」 神宮球場はめったに見られないパフォーマンスに場内も盛り上がった。「球宴なので、何かファンの方もパ・リーグの選手たちも一緒に楽しんでもらえたらと考えた中で(パフォーマンスが)思い浮かびました。ヤンのおかげです」と普段はクールな右腕の大サービスにベンチも盛り上がっていた。 外崎修汰、源田壮亮両内野手から「160キロが出るぞ」と期待されてマウンドに上がったが、最速は158キロ止まり。それでも3奪三振の投球に「あっという間の2日間でした。楽しかったですし、試合の最後を三振で締めくくれたことは良かった」と勝利の余韻に浸っていた。
西日本新聞社