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たまごさん、宿のおかみさんから熊の目撃情報を聞いたそうでーー（イラスト：たまご）

【１】レンタルサイクルで街をまわろうと思っていたら（漫画：たまご）

『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人（21年度）。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさんです。そのたまごさん、旅先でおかみさんから熊についての話を聞いたそうで――。 【最終コマ】二人が最後に下した決断は… * * * * * * * ◆登山用の装備で 今年の秋、私は公共機関を使い、東北地方の山に囲まれた自然が多い場所へひとり旅にでかけました。 公共機関を使っての旅の場合、いわゆる登山用の装備で出かけます。 登山服は動きやすいですし、装備一式を持っていけば、出先で何かが起きても大抵対応できる。重いお土産も、ザックに入れたら背負えますから。

【２】熊の目撃情報が！（漫画：たまご）

◆おかみさんから さて、その旅先でのこと。 周りを山に囲まれ、山に関する民話も多い地域だったので、レンタルサイクルを借りて伝承の地を巡る計画をたてていましたが… 身なりが登山服だったためか、宿泊した宿のおかみさんから 「山の方へ行かれるようでしたら熊の出没情報もありますので…。お気をつけて」 と話しかけられました。 そう!　訪れた場所は熊が里に降りてきたことによって被害が出ていた、まさにその地域だったのです。 なお、おかみさんは「今までの熊とはちょっと違う」とも言っていました。地元の方も今年の熊の行動は予測不能?

【３】熊鈴は持ってきたけれど…（漫画：たまご）

◆熊鈴は持っているけれど その後、観光案内所の方からも同様の警告をいただきました。 日本各地で熊の被害が頻発しているという報道を最近よく見聞きしていたコトもあり、今回の旅での登山はもともとしない予定でしたが、登山口近くの神社や奇石を見に行く予定だったので、急に心配になって 「熊鈴は持ってきたのですが…意味、ありますかね?」 と、聞いてしまいました。たずねられたって、熊がいる場所にあえて自分で突っ込んでいったあとに、「ココは安全?」って確認しているようなものですから、聞かれたほうも反応出来ないですよね…。