お祈りメール、リハビリ…若者が使うイマドキ「就活用語」集
いまや冬の風物詩となった黒髪+スーツ姿の若者たち。2015年春に卒業する大学生の就職活動(就活)が12月1日から解禁され、いよいよ“就活戦争”が本格化しています。 最近の就活の流れは、夏頃からインターンシップや自己分析、業界・企業研究を進めつつ、12月からリクナビやマイナビなどの就活サイトで気になる企業にエントリーし、説明会、面接などを同時並行で行っていく…というもの。「自分の時代とは違う」と感じる方も多いのでは? しかし、就活の内容やスケジュールだけではなく、独特ともいえる就活用語・隠語もイマドキの就活生に広く使われているようです。その一部をご紹介します。
■握手 「内定」の意。最終面接で「他の企業を選ぶ意思がないか」「うちに入社する気持ちは本当にあるか」など確認された後、面接担当者から握手を求められると、その瞬間に内定が決定します。 ■お祈りメール 「選考不合格メール」の意。「●●様の今後のご多幸とご活躍を御祈りしております」など、一方的に祈りを捧げられる文面が特徴です。ツイッターなどで、「2日連続でお祈りメールが来た……」というつぶやきを見かけることも。 ■GD 採用試験の際に行われる「グループ・ディスカッション」の略語。学生複数人のグループでひとつのテーマについて議論を行い、担当者は彼らのコミュニケーションスタイルと思考力をチェックします。学生たち自ら司会や書記、タイムキーパーなどの役割分担をしてからディスカッションがスタートすることも多く、「あまり発言しなくても積極的に参加しているふう」を装える後者2つが人気なのだとか。 ■リハビリ 「最終面接に落ちた翌日の説明会」の意。前日に受けたショックで底知れない絶望感を抱えているものの、再び立ち上がらなくては何も始まらない…と重い腰をあげて説明会に向かう学生は少なくありません。傷ついた心を抱えて新たに説明会に挑むことは、確かに「リハビリ」なのかも。