好救援で鷹打線の反撃ムードを絶ったDeNA・濵口 岩本氏「この試合のターニングポイントを絶対に見逃してほしくない」と力説
◆ 真中氏「このゲームの影のMVP」 DeNAが3勝2敗で迎えたソフトバンクとのSMBC日本シリーズ第6戦に11-2で勝利。対戦成績を4勝2敗とし、1998年以来、26年ぶり3度目の日本一を決めた。 DeNA打線は2回、5番・筒香嘉智の中越えソロで先制点を奪うと、その後も1番・桑原将志に左前2点適時打が飛び出し3-0。5回は筒香の3点適時二塁打などで一挙7得点のビッグイニングとし11-2と大量リードを奪った。スライド登板となった先発の大貫晋一は4回2失点の好投。5回以降は濵口遥大、坂本裕哉、伊勢裕哉、森原康平が無失点リレーで締めた。 26年ぶりの日本一が決まると、三浦大輔監督はベンチでコーチ陣と抱き合い号泣。そのあとマウンド上にできた歓喜の輪に加わり、選手たちの手で5度胴上げされた。 3日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、第6戦のポイントを徹底的に深掘り。その中で、5回に2番手で1イニングを3者凡退に抑えた濵口の投球も“好救援で雄たけび”とピックアップされ、打者3人を完璧に封じたあと、観客を煽りながらマウンドを降りる左腕の姿に番組MCの岩本勉氏は、「この試合のターニングポイントを絶対に見逃してほしくないですね。アウトを取ったときの彼の興奮が、球場全体に『今日で決めるぞ!』という宣言に見えた」と力説した。 解説者として出演した坂口智隆氏は「素晴らしい。ああいう背中を見て野手は守っている。最初の打者二人には全球ストレートで押して行って、チェンジアップはほとんど使わない。圧倒している姿を見て、野手たちも『やってるぞ』という気持ちが出てきたと思う」とバックを守っている野手の心理を代弁した。 同じく解説者として出演した真中満氏「2点差になったところで大貫投手を代えて、次に誰が投げるか注目されていたところで、濵口投手が3人で抑えて流れを切った。僕はこれが大きかったと思うし、ここで濵口投手が点を取られていたらまったく分からないゲームになっていたと思う。このゲームの影のMVP。ここをしっかりと抑えたことで直後の7得点につながった」と左腕の好リリーフを褒め称えた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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