【バレー】鎮西高 畑野久雄監督50周年祝賀会を開催 豪華OBが集結し、宮浦健人らのメッセージも
そして記念品として畑野監督の名前と日本一の回数が刻まれた特製ユニフォームが登場。「俺には大きいん違うかな」と笑うと、会場は和やかな空気に包まれた。 鎮西高は今後、7月31日(水)から大分県中津市を中心に行われるインターハイへ。全日本中学生選抜でプレーした注目の1年生エース一ノ瀬漣ら、伸びしろ抜群の下級生主体チームで臨む。指揮官は8度の日本一以上に10度の準優勝を「負け越している」と悔しげだったが、今後その回数をひっくり返す可能性も秘めた選手たちがそろう。 79歳にして第一線に立ち続ける名将は、短い言葉で会を締めた。 「本日は私のお祝いをしていただきましてありがとうございました。私が思うことは、皆さんが今後さらなる活躍をしてくれることです。期待していますので、しっかり頑張ってください。以上です」 黄色いユニフォームを着ていたあのころのように。およそ70人のOBたちは、背筋を伸ばして会場を後にした。 文・写真/田中風太(編集部)
月刊バレーボール