マックス・フェルスタッペン選手がF1ドライバーズチャンピオン4連覇 HRC 渡辺康治社長「この4連覇をサポートし続けてこられたことを誇りに思う」
11月23日(現地時間)、2024年シーズンのFIAフォーミュラ・ワン世界選手権 第22戦ラスベガスグランプリの決勝レースが開催され、本田技研工業がチームパートナーを務めるオラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手が年間ドライバーズチャンピオン4連覇を達成した。 ホンダは今シーズン、オラクル・レッドブル・レーシングおよびビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラ・ワン・チームのチームパートナーとして、技術支援やマーケティング協力などを行なっており、その一環としてHRC(ホンダ・レーシング)がパワーユニットのESS(Energy Storage System:回生された電気エネルギーを保管するためのバッテリシステム)以外のコンポーネントを製造し、レッドブル・パワートレインズへの供給とシーズンを通したパワーユニット運用のサポートを行なってきた。このチームパートナーシップが続く2025年シーズンまで、オラクル・レッドブル・レーシングとRBはホンダが技術支援するパワーユニットを搭載したマシンでF1に参戦する予定。 今回、フェルスタッペン選手が年間ドライバーズチャンピオン4連覇を達成したことについて、ホンダ・レーシング 代表取締役社長の渡辺康治氏は「フェルスタッペン選手、ドライバーズチャンピオン4連覇おめでとうございます。2019年オーストリアグランプリでのHondaパワーユニットでの初優勝から5年、単なる速さだけでなく、どんな状況でもマシンを乗りこなし、ピンチをチャンスに変えるタフネスさも身に付けているのは、前戦サンパウログランプリでの17番グリッドからの優勝という偉業を見ても明らかです。この4連覇をHonda/HRCとしてサポートし続けてこられたことを誇りに思うとともに、さらなる高みを目指し、HRCとして引き続き全力でフェルスタッペン選手、そしてオラクル・レッドブル・レーシング、RBの両チームをサポートしていきます」とコメントを発表している。
Car Watch,編集部:小林 隆