「日本人DFに押し出される形に…」韓国メディアがDFキム・ミンジェのインテル移籍の噂に反応「悪くない。実力を発揮できる」
バイエルン・ミュンヘンに所属する韓国代表DFキム・ミンジェにセリエA・インテル移籍の噂が出ているようだ。韓国メディア『Xpors News』は、同選手にインテル移籍の噂が上がっている背景と、移籍が実現することによってもたらされる好影響について現地時間8日に報じている。 【画像】カタールW杯ワーストイレブンのフォーメーション イタリアメディア『La Gazzetta dello Sport』は、バイエルンに所属する韓国人DFにインテルが関心を示していると報じていた。『Xpors News』はこの報道を受けて、「日本人DFに押し出される形になった」と、今夏バイエルンに加入した伊藤洋輝の存在がミンジェの移籍に直接影響したと指摘。 そしてイタリアの名門クラブが同選手獲得に関心を示している理由について、「インテルがCBを望む理由は、フランチェスコ・アチェルビが30代を超えて、デンゼル・ダンフリースは25年夏に契約が終了するためだ」と、主力の高齢化や契約切れのタイミングが影響していると言及した。 また、「韓国のDFは22年にもインテルの関心を受けており、それから数年間興味を持たれている」と前置きした上で、「キム・ミンジェはミュンヘンで期待に応えることができなかった。冬の移籍市場で加入したエリック・ダイアーとの競争にも敗れて、ベンチに座る時間が増えた」と、移籍の噂が増えている理由を指摘していた。 しかし、この移籍は選手にとっては悪いものではないようだ。同メディアは、「キム・ミンジェの立場でもインテル移籍は悪くない。すでにセリエAには適応してイタリアサッカーにも馴染んでいるので、一層快適に実力を発揮できるからだ」と、22-23シーズンにナポリに所属して33年ぶりとなるセリエA優勝に貢献した経験が活きるだろうと強調。ただし、給与面での問題から移籍実現に壁があり、残留した場合はキム・ミンジェがCB、そして伊藤が左SBになる可能性もあるだろうと来季の展望を語っていた。
フットボールチャンネル編集部