#08 エジプト革命 アラブの春
2011年2月11日午後4時過ぎ、独裁者として糾弾されたムバラク大統領の辞任の知らせに、首都カイロのタハリール広場は歓喜につつまれた。大統領退陣そして民主化を求め、20日近くに及ぶ「市民革命」が成就したのだ。広場の警備にあたっていた軍の兵士たちも、市民達と共にその歴史的瞬間を分かち合った。
しかし、そんな喜びも束の間、あれから2年以上が過ぎた今も安定した政権は確立されず、同じタハリール広場では流血のデモが続いている。
2011年2月11日午後4時過ぎ、独裁者として糾弾されたムバラク大統領の辞任の知らせに、首都カイロのタハリール広場は歓喜につつまれた。大統領退陣そして民主化を求め、20日近くに及ぶ「市民革命」が成就したのだ。広場の警備にあたっていた軍の兵士たちも、市民達と共にその歴史的瞬間を分かち合った。
しかし、そんな喜びも束の間、あれから2年以上が過ぎた今も安定した政権は確立されず、同じタハリール広場では流血のデモが続いている。