ドルトムント、 “神童”ムココらを放出か。今夏にFW陣を刷新の可能性…現地誌指摘
ボルシア・ドルトムントは今夏にFW陣のメンバーを複数入れ替えるかもしれない。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じている。 ドルトムントはチャンピオンズリーグでは11年ぶりに決勝に勝ち上がるも、昨季土壇場で優勝を逃したブンデスリーガでは5位とここ9シーズン最低順位でフィニッシュ。内部では31歳のニクラス・フュルクルクや29歳のセバスティアン・ハーラー、そして19歳の“神童”ユスファ・ムココの3人が合計17ゴールにとどまったこともリーグでのパフォーマンスが物足りなかった一因と見るようだ。 『シュポルト・ビルト』によれば、クラブはこの3人に対しオファーが届いた場合、「少なくとも話をする」と交渉を拒否しないとのこと。特に内部ではエディン・テルジッチ監督のシステムにフィットしないと見られるムココに関しては、クラブは「クラブを去るべき」とFW陣の中で一番の放出候補とするという。 また、ドルトムントが獲得を狙う新FWは依然としてシュトゥットガルトのエースFWセルー・ギラシの模様。同誌は昨年12月から報じられている28歳の同選手への「興味はさらに具体化した」とし、1800万ユーロ(約30億6000万円)程度の契約解除条項を行使する可能性を伝えている。 しかしその一方で、ここに来て新たなターゲットが浮上。同誌によると、ドルトムントは今季公式戦で19ゴールをマークしたクリスタル・パレスのFWジャン=フィリップ・マテタにも注目している。過去にはマインツでプレーしたことのある26歳のフランス人FWはパレスと26年までの契約を結んでおり、移籍金は最低でも2000万ユーロ(約34億円)と見るようだ。