和食のプロが厳選する市販鍋つゆTOP3!ハイレベルなのは“みそ”ベース
【塩】ベースTOP3
第1位:だし屋の鍋 地鶏だし 塩鍋つゆ/ヤマキ 700g 258円 思わず飲み干したくなるそのままでもいけるスープ 「鶏肉そのもののだしが生きていることに驚きました! 具材を入れて煮込むと、より鶏の香りが引き立ち、だしと素材の双方が生かされる仕上がりに感動。野菜は淡泊な白菜や水菜、豆腐もよく合うと思います。締めはご飯を入れて雑炊にするのがおすすめです」 〔おすすめの具材〕水菜・白菜 第2位:麺&鍋大陸 ゆず塩スープの素/ミツカン 1170g 1245円 ゆずの香りが秀逸!ほかの料理にも使える 「希釈するタイプですが分量どおりに作ったところ、加熱時に飛びやすいゆずの香りがしっかり感じられました。煮込んでも味が薄まらず、さっぱり仕上がります。ラーメンスープにもなる商品ですが、このまま蒸し鶏とあえたり、パスタにも活用できそうです」 〔おすすめの具材〕小松菜・春菊・きのこ類 第3位:コク旨スープがからむ ねぎ塩鍋用スープ/モランボン 750g 278円 食べだすと止まらない!まさにコクうまな一品 「地鶏とあご、両方のだしの組み合わせがよく、すっきり上品な味わい。具材にすぐ味が染み込み、食べやすいところも◎。野菜によく合うのですが、ねぎの香りを感じることもできて、あとを引きます」 〔おすすめの具材〕豚肉・きのこ類
【みそ】ベースTOP3
第1位:とり野菜みそ鍋スープ/まつや 720g 348円 みそ感が強くしっかり味煮込むことで風味倍増! 「石川県では定番の鍋の素『とり野菜みそ』を、ストレートの鍋つゆにした新商品ですが、みその風味がしっかりしていました。鶏肉と煮込むと肉にだしがよく染みます。シャバシャバなので、みそ汁のように使うのもおすすめ。根菜などと煮て豚汁風に仕立てて、食べてみたいですね」 〔おすすめの具材〕根菜類 第2位:名店監修鍋スープ すみれ 札幌濃厚みそ味/ダイショー 700g 299円 濃厚だけど後味さっぱり、最後まで飽きずに食べられる 「まさにみそラーメンの味。コクが深いので、お肉との相性がよく、具材を入れて煮込むとしっかりと味が染み込みます。時間がたったほうがおいしいぐらいなので締めは外せません。人気のラーメン店が監修しているので、締めはやはりラーメンを入れてみて」 〔おすすめの具材〕もやし・ねぎ 第3位:〆まで美味しい 濃厚みそ鍋つゆ/ミツカン 750g 298円 インパクトは弱いものの完成されたおいしさ 「豚骨と鶏ガラ、2つのだしのバランスがいい一品。濃厚ながらピリ辛のアクセントが利いていて、飽きのこない味に仕上がっており、肉にも魚にも合います。煮込んで寝かせるとさらにおいしくなります」 〔おすすめの具材〕もやし・きのこ類 ※価格は編集部購入時のもので、希望小売価格ではありません。 教えてくれたのは……井上大輔さん●創作和食料理人。京都の和食店などでの修業後、2010年に独立し、東京・白金台に「和味 大輔」、2017年に完全個室のみの「和味大輔 はなれ」をオープン。料理対決番組などにも多数出演。 取材・文/鈴木晶子