【陸上】世界クロカン4位のアコルが暫定資格停止処分 米国では70歳のマスターズ選手がドーピング違反
アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は女子長距離のA.アコル(ケニア)ら複数の選手に対し、ドーピング違反で資格停止処分または暫定資格停止処分を科すことを発表した。 アコルは今年の世界クロカン4位、19年のU20世界選手権3000mで銀メダルの24歳。禁止物質(テストステロンとEPO)の使用・存在のため暫定資格停止処分を受けることがAIUから10月4日に発表されている。 同じくケニアのF.チェプコエチもやC.チェプチルチルも禁止物質の使用・存在のため資格停止処分を科されるほか、モロッコ、エチオピアの選手に対する処分が発表された。 また、米国のアンチドーピング機関(USADA)は70歳のL.ターナーにドーピング違反(オキサンドロロンの陽性)があったとして4年間の資格停止処分を科すことを発表した。ターナーは米国マスターズ選手権に出場しており、23年にはW70(65~69歳)の部の100mで世界リスト1位となる14秒10をマークしていた。
月陸編集部