【桐生ボート(ナイター)PGⅠヤングダービー】郷土勢は6人が予選突破の可能性 4日目は定松勇樹が11R、佐々木完太が12Rに1号艇で登場
<20日・桐生ボート・3日目> <ボート王国九州・山口!> 予選3日目までが終了し、福岡、佐賀、山口の3支部6人が準優入りの可能性を残す状況。末永和也、羽野直也、新開航、井本昌也は現時点で目安の6.00は上回るが、当確者は不在。定松勇樹は2走13点、佐々木完太は同15点の勝負駆けに追い込まれた。 羽野直也は3日目、絶好枠を含む2走を3、1着ときっちりまとめ、6.20とボーダー上まで浮上した。本体整備に着手して臨んだこの日は「2日目よりは進んでいた。あとはペラ調整。合えばバランス良く、欠点のない仕上がりになりそう」と一定の機力アップに成功し、調整のめども立った。予選ラストは6枠から3着条件。ベストの状態で一発勝負に臨む。
機力は上位のレベルにある新開航は、この日4着2本と小休止。後半9Rは関浩哉、中村日向との三つどもえの2番手争いに敗れ「相手がうまかった」と脱帽。とはいえ、関や中村と同様、新開もGⅠタイトルを持つ一人。実力で見劣りすることは決してない。得点率はボーダー上の6.00。「予選はクリアしたい」と明確な目標を定めて自らを奮い立たせる。
6枠の1走だった定松勇樹と井本昌也はともに5着。井本は「3日目は合っていなかったけど、合えば行き足から伸びにかけてがいい」と悲観の色はないが、一方の定松は「駄目ですね。この足ではしんどい。またペラを叩いて試運転します」。少しでも機力の差を縮めるために手を動かす。予選ラストは11Rの絶好枠。気迫の逃げを披露して、12Rでトリを務める佐々木完太にバトンを渡す。