iPhone 16はカメラで選ぶ!13 Proから買い替えを決意できた理由【試用レビュー】
最大の進化が「カメラコントロール」。起動から撮影まで片手でパシャっと
今回、カメラを一瞬で起動できる「カメラコントロール」が追加されました。ロック画面でもポチッと押すだけでカメラが起動。これ、便利なボタンが増えた!と叫びたくなりますが、ただのシャッターボタンではありません。クリックの強弱や指のスライドなどで様々な操作に対応可能で、まさに「カメラコントロール」。 このように人差し指でさっと操作。すぐに撮影をはじめられます。撮りたい瞬間って、一瞬で過ぎ去ってしまうので、子育て世代にはうれしい進化。 さらに、カメラを立ち上げた後、タッチジェスチャーで被写界深度、露出、ズーム、スタイル、トーンなどを変更できます。指を横にスライドさせるだけです。 さらに、被写界深度を選択したら、細かくF値の設定が可能に。 片手で設定が終わるのがミソです。子どもとの外出中は、必ずと言っていいほど荷物を持っています。夏ならドリンク、虫取り網、子どもの荷物…。撮りたい瞬間に片手で起動できて、細かい設定までできるなら、大切な瞬間を撮り逃しません。 しかも前述した通り、iPhone 16は軽量。指で支えるだけの撮影にも耐えられます。子どもの撮影は機動力が大事。 一眼レフを取り出す暇もないので、自宅や散歩、旅行先など、これから大活躍しそうな予感がします!
撮影した写真は「フォトグラフスタイル」で色味を変える
撮影時に、色味を細かく設定できるフォトグラフスタイル。撮影中ならiPhone 13 Proでも使えるのですが、撮影後に適用できませんでした。 今回、撮影後にも細かくフォトグラフスタイルで色味の調整ができるようになりました。 写真アプリを開いて、画像の編集から「スタイル」を選択。「鮮やか」「ドラマチック」「アンバー」など全15色が用意されています。 さらに、撮影前でも後でも、適用具合を細かく設定可能に。「アンバー」のなかでも、黒っぽくするのか、明るくするのか直感的に指先で変更できます。 従来、ここまで細い設定は専用のアプリやパソコンが必要でした。 でも、デフォルトの写真アプリの中でここまで色味の調整ができれば、画像編集のハードルがかなり軽減されそうです。SNSに写真をアップする前に調整をして、「写真うまくなった?」と言われたいですね(笑)。