「オオタニは偉大な選手になるよ」NYの子供が大谷翔平に夢中だった日…「エリートレベルだ」ヤンキース剛腕や辛口メディア、ファンのホンネ評価
“オオタニは偉大になる”子供の予言
<証言2> このまま活躍したら、オオタニはまちがいなくメジャーの歴史に残る偉大な選手になると思うんだ。 (ジェイダン・ソロトフ/NumberWeb 2018年5月31日配信) https://number.bunshun.jp/articles/-/830937 ◇解説◇ メジャー1年目に鮮烈なインパクトを放った大谷だが、ニューヨーク在住でベースボールを愛するティーンエイジャーにも人気だった。 「僕たちはヤンキースファンだけど、今日、オオタニを見るのが待ちきれない」 クリス・カーソンくんがこのように語ったのは、エンゼルス時代の大谷がヤンキースタジアム初見参となった2018年5月末のこと。ヤンキース戦を迎える前の時点で大谷は投手として「4勝1敗」、打者としては「打率.319 6本塁打19打点1盗塁」という成績を残していた。その印象は別の子供に聞いても同じだった。マイク・トラウトに招待されて観戦に来たというジェイダンくんは、こんな言葉を残している。 「オオタニは『標準的な良いピッチャー』じゃなくて、『素晴らしいピッチャー』なんだよ。その違い分かってる? バッティングもすごいし、いつも全力プレーするのもすごい」 あれから6年、ドジャーブルーに身を包んだ大谷は左肩亜脱臼のケガを負いながら、安打を放ち走塁でも――肩の保護のため、左手で襟をつかみながらだが――全力を尽くしている。青年になったかつての少年たちは、世界一を狙う背番号17の姿をどう見つめているだろうか。
剛腕エースのコール「オオタニはエリートレベル」
<証言3> 彼(大谷)に刺激を受け、次世代の選手が大きな夢を持ち続けて欲しい。 (ゲリット・コール/NumberWeb 2021年7月18日配信) https://number.bunshun.jp/articles/-/848898 ◇解説◇ ワールドシリーズ第1戦をテレビ観戦したファンは、逆転サヨナラ満塁ホームランを放ったフリーマンだけでなく、ヤンキースのエースに“ワールドクラス”の能力を実感したことだろう。 この日先発を任されたコールは、6回を投げ4奪三振1失点。ドジャースが誇る大谷、ベッツ、フリーマンの「MVPトリオ」と計9打席対戦して、安打を許したのは初回のフリーマンの三塁打のみという好投を見せた。90マイル台後半のフォーシームに変化球もコントロールされ、2020年からヤンキースのエースである貫禄を見せる形となった。 そんなコールも、大谷を称賛した1人である。大谷の話題で持ちきりだった2021年のMLBオールスターでのことだ。球宴前日のメディア会見で、ヤンキースのエースが、こんな風に大谷について熱弁したのだという。 「僕らは投手だけや、野手だけで野球を始めない。皆、両方か、複数ポジションでプレーしたい。例えば、左投手だったとしても遊撃手でプレーするとか、単純に、投手であろうが、打者であろうが、夢は実現できる。ある子供は、全てやりたいと思うだろう。大谷はそれをエリートレベルでやっている」
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