青森山田、花巻東が準決勝へ 高校野球秋季東北大会
高校野球の秋季東北大会は16日、福島県いわき市のヨークいわきスタジアムで準々決勝2試合が行われ、青森山田（青森1位）、花巻東（岩手2位）が準決勝に進出した。 第1試合では今夏の甲子園4強の青森山田が東日本国際大昌平（福島2位）に4―0で快勝した。 今夏の甲子園出場校同士の対戦となった第2試合は花巻東が鶴岡東（山形1位）に2―1で勝利した。 17日は休養日となり、18日の準決勝は山形中央（山形3位）と聖光学院（福島1位）、青森山田と花巻東が対戦する。【牧野大輔】 ◇青森山田・菊池伊真選手 ＜三回に追加点となる適時打＞ 打ったのは内角ぎみのカーブ。あそこで一打出るか出ないかで試合の流れも大きく変わる。なんとか打ちたかった。変則投手だったのでチームでも反対方向に強い打球を心がけたのがうまくはまった。 ＜準決勝に向けて＞ ここからはどこも勝ち上がって力のあるチームばかりになる。（昨年の秋季東北大会では優勝したが）あくまで自分たちはチャレンジャーの気持ちで相手に向かっていく。先取点が大事だと思うので、まずはそこをしっかり取って、投手陣に楽に投げてもらえるようにしたい。 ◇花巻東・万谷堅心投手 ＜先発し1失点完投＞ ストライク先行を意識して、自分の投球ができた。とにかく勝ちたい、ゼロに抑えてやろうという気持ちだった。9回投げきったのは高校に来て初めて。八回くらいから疲れもあったが、一人で野球してるわけじゃない。守備陣を信じて投げた。 ＜打っては五回の同点適時打含む2安打＞ （五回表の投球で先制点を許し）自分で取られた分、（取り）返してやろうと打席に入った。打ったのはストレート。打つ方は投球よりは得意じゃないが、なんとか追いつきたいという気持ちだった。
