政府、在留邦人の安全確保に万全 暴動続くニューカレドニア
日本政府は、暴動が続いている南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアの在留邦人に関し、安全確保に万全を期す方針だ。出国を希望する邦人4人はオーストラリアに退避した一方、引き続き現地に残るケースも多い。林芳正官房長官は21日の記者会見で「希望を踏まえつつ適切に対処する」と述べた。 政府関係者は「関係国と緊密に連携しつつ、対応に万全を期している」と説明した。外務省関係者によると、現地の在留邦人は旅行者約50人を含む計300人程度という。引き続き、退避希望があれば対応を検討する。