ナダルがレーバー・カップ出場を取り消し「現時点ではチームの勝利に貢献できる選手がほかにもいる」 [テニス]

写真は2022年レーバー・カップ（イギリス・ロンドン）でのラファエル・ナダル（スペイン）（Getty Images）

　2017年に創設された『欧州選抜vs世界選抜』のチーム対抗戦「第7回レーバー・カップ」（ドイツ・ベルリン／9月20～22日／室内ハードコート）が公式SNSを更新し、ラファエル・ナダル（スペイン）の欠場を発表した。 ～レーバー・カップがナダル選手の欠場を発表した公式インスタグラムの投稿はこちら～ 　ナダルはSNSに投稿された声明文を通して「来週にベルリンで開催されるレーバー・カップで戦えないとお伝えするのは本当に残念です」と報告し、「これはチーム対抗戦なので、欧州選抜をしっかりサポートするためにはチームにとって最善のことをする必要があります。現時点ではチームの勝利に貢献できる選手がほかにもいます」と説明した。 「レーバー・カップでのプレーには素晴らしい感動的な思い出がたくさんあります。チームメイトやキャプテンとして最後の年を迎えるビヨン・ボルグ（スウェーデン）と一緒に過ごすのを楽しみにしていました。欧州選抜の幸運を祈り、遠くから応援しています」 　今年が最後のシーズンになる可能性が高いと言われている38歳のナダルは今季7大会（パリ五輪を含む）でプレーして12勝7敗の戦績を残しており、ノバク・ジョコビッチ（セルビア）に敗れたパリ五輪2回戦を最後に公式戦でのプレーから遠ざかっている。