桐朋高校から直接メジャー挑戦の森井翔太郎、米メディア「契約金2億4000万円でアスレチックス」と予想…“歴代最高の契約金”
東京・桐朋高校から日本プロ野球(NPB)を経ずに直接メジャー挑戦する森井翔太郎選手(18)について、米メディアのベイスボルFRが3日(日本時間4日)に特集。2025年の「25歳未満の国際FA」で14位にランクし、「アスレチックスと契約金150万ドル(約2億4000万円)で契約する」と予想した。 「二刀流の森井は25歳未満の国際FAとして、NPBを経ない日本人選手で歴代最高の契約金を手にするだろう」と報じると、プロフィルについては「インパクトを与えられるパワーヒッターの潜在能力があり、強肩でもある。直球にも変化球にも対応できるスイングの持ち主。投手としては91~95マイル(約146~153キロ)を投げられる」と紹介した。 さらに「2017~18年の契約期間以降、森井ほどインパクトを持った日本からの『25歳未満の国際FA』はいなかった。それ以前はエンゼルスと230万ドル(約3億6000万円)で契約した大谷翔平がいただけだ。当時はNPBで5年間プレーしていた大谷と異なり、森井はNPBのドラフトを回避し、桐朋高校から直接メジャー球団と契約する道を選んだ」とした。 森井は高校通算45発の長打力に加え、投げては最速153キロの『二刀流』。昨年10月のNPBドラフト会議で上位指名される可能性も伝えられていたが、高校卒業後に直接メジャー挑戦したい本人の希望により、NPB各球団に「指名しないでほしい」と要請し、その願いがかなえられた。 同メディアは同時に、25歳未満の国際FAのランキング1位にロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦する佐々木朗希投手(23)を選び、「25歳未満の国際FAやアマチュアドラフト候補の有望株に、佐々木と並ぶ才能はいない」と断言した。
中日スポーツ