「ドクターX」デビュー川瀬莉子、将来は悪女志願で「黒革の手帖」も?
昨年の「第2回ミス美しい20代コンテスト」でグランプリに輝いた川瀬莉子が、17日スタートするドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜21時)で女優デビューする。真面目で優秀だが、合コン好きでイマドキな考え方の新人看護師・飯野加菜を演じる。同じオスカープロモーションの大先輩である主演の米倉涼子や、同僚看護師役の今田美桜らとの競演も楽しみだ。 【写真特集】川瀬莉子、イマドキの看護師に挑戦
20歳頃から女優転身したヘプバーンにあこがれ
「小学生の頃から女優になりたいとずっと思っていたんです。父親は反対していて、『オーディションで賞を取れなかったら諦める』という約束をしていたんです。インドア派でテレビっ子で、出かけるのも散歩か猫カフェぐらいなのですが、オーディションではとにかく明るく頑張りました」 結果、約3万人の中からグランプリに選ばれ芸能界入り。現在22歳で、地元名古屋を離れ東京で一人暮らしをしている。やはり20歳近くで、バレリーナから女優に転身したオードリー・ヘプバーンにあこがれる。 「やっぱり20歳前後から初めて女優にチャレンジするのって、勇気がいりますよね。自分に向き合わなければいけないなって、すごく思います。外見ももちろん、自分の中身に対して。たとえば暇な時間をどう過ごすかでも、変わってくると思うんです。本をよく読んだり、映画をいっぱい観たり、日々勉強をしないといけないと強く思うようになりました」 インタビュー中も屈託のない笑顔が絶えないが、ドラマや映画などの作品はどちらかといえばシリアスなものが好みだとか。最近とくに心が動かされた映画に、「アルキメデスの大戦」をあげた。
「ジャンルにこだわらずいろいろな作品や役者さんを観るのですが、割と重めというか、シリアスなものやミステリー系、歴史系なんかが好みです。『アルキメデスの大戦』は戦艦大和をめぐるお話自体が面白かったですし、天才数学者役で主演した菅田将暉さんの演技も素晴らしく、パンフレットも買って読みながら、『はぁー』と感嘆していました」