「真昼間に走る寝台特急」仙台発で運転へ “最高級個室”入室OK 「カシオペア紀行」とは別仕様
通常の「カシオペア紀行」とは別仕様。
JR東日本とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは2024年10月29日、日帰りツアー「仙台発上野行きカシオペアの旅」を販売すると発表しました。実施日は11月25日(月)です。 【画像】これが「真昼間に走る寝台特急」運行時刻です 「カシオペア」は、1999年7月16日に上野~札幌間で寝台特急列車として運行を開始。2016年3月に定期運行を終了し、現在は団体専用臨時列車「カシオペア紀行」などとして走っています。車両のE26系客車は2人用個室の「カシオペアツイン」が主体で、12号車には展望ラウンジもあります。 今回のツアーは、仙台発・上野行きの団体専用臨時列車「カシオペア」に乗車します。個室は「カシオペアツイン」を使用。移動中は、ラウンジカー(展望車)から車窓を楽しめるほか、最高級個室「カシオペアスイート」を時間制で見学できます。ダイニングカー(食堂車)は交代制で約30分使えます。 このツアーは、前日24日の上野発・仙台行きツアー「カシオペア紀行」の折り返し列車を利用した企画です。車内の清掃は行われるものの、一部の車内整備ができないため、通常の「カシオペア紀行」とは異なる仕様での運行になるとのこと。そのため、アニメティ類の設置、ダイニングカーでの飲食物の提供がないほか、シャワー室も利用できません。機関車はヘッドマークを取り付けない状態で運行されます。 旅行代金は1人5万円~6万5000円(子供同額)。申し込みは、JR東日本びゅうツーリズム&セールスのサイト「日本の旅、鉄道の旅」で10月30日14時から受け付けるとしています。
乗りものニュース編集部