6割は「新NISA」口座の開設がまだ。〈シミュレーション〉55歳から新NISAを始めたらどうなる?
年金だけに頼らない老後資金の準備を
本記事では、新NISAの概要とともに、新NISA利用の実態調査について紹介していきました。 新NISAは多くのメディアで取り上げられている話題であるにもかかわらず、まだ新NISA口座を開設していない人は半数以上となっており、世間での資産運用の関心の低さがみてとれます。 新NISAを利用することで、お金がお金を生み出す仕組みは作りやすくなります。しかし、「必ず儲かる」という制度ではないため、情報に惑わされず自分で勉強する姿勢が必要です。 近年では老後2000万円問題が話題になるなど、年金だけに頼らない老後資産づくりが重要視されてきているため、NISAを含むあらゆる制度を検討して、老後の準備をしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・株式会社バイアンドホールド「<調査>スタート1カ月での新NISA利用の実態調査 投資先トップ3は「投資信託(米国株)」、「投資信託(全世界株)」、「個別株(日本株)」」 ・金融庁「資産運用シミュレーション」 ・金融庁「新しいNISA」
太田 彩子