小倉競馬場で交流イベント 子ども食堂の子どもたちが馬と触れ合い
子ども食堂に通う子どもたちが交流するイベントが23日、北九州市の小倉競馬場であり、未就学児や小学生、保護者ら計174人が、馬と触れあったり、芝生のコースを見学したりして楽しんだ。 ■五輪連覇王者「パリvs東京」金メダル比較に大反響【動画】 一般社団法人「九州馬主協会」が2021年から北九州市の子ども食堂を対象に始めた社会貢献活動の一環で、同競馬場でのイベントは昨年に続き2回目。今年は子ども食堂3カ所が参加した。 厩舎(きゅうしゃ)を見学した子どもたちはポニーの頭や体をなでて、餌のムギや干し草に触れた。また、上り下りの障害がある芝生のコースでは寝転んだり駆け回ったりして遊んだ。楠橋小4年の坂本海緒さん(10)=八幡西区=は「ポニーがかわいくて首を触ると、毛がさらさらで気持ちよかった。馬の寝る場所にはわらが敷かれてふかふかだった」と笑顔で話した。 同協会の副島義久会長代行(66)は「子どもたちが楽しみながら結びつきを深めてもらえたらいい」と語った。(梅本邦明)