アトレティコの本拠地が『リヤド・エア・メトロポリターノ』に名称を変更へ…『シビタス』との契約は約2年で解除
アトレティコ・マドリードの本拠地である『シビタス・メトロポリターノ』の名称が変更となるようだ。8日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』などが伝えている。 2017年9月に会場したアトレティコ・マドリードのホームスタジアム『シビタス・メトロポリターノ』。当初は中国の不動産会社『ワンダ・グループ』が命名権を取得していたため、『ワンダ・メトロポリターノ』の名称で稼働していた。しかし、2022年7月にサスティナビリティ事業を手掛ける企業『シビタス』と5年契約を締結したことで『シビタス・メトロポリターノ』に名称が変更された。 スペインで3番目となる6万8456人を収容する同スタジアムは、『シビタス』による金銭の支払いに問題が発生していると報じられており、ここ数カ月命名権の契約解除が噂されていた。そんななか、アトレティコ・マドリードのユニフォームスポンサーを務める『リヤド航空』が新たに命名権を所有する見込みである模様。同紙は2033年までの契約を結ぶと報じ、スタジアムの名称が『リヤド・エア・メトロポリターノ』に変更されると主張している。 また、今回のスタジアム名称変更により、『リヤド航空』はアトレティコ・マドリードに総額2億5000万ユーロ(約407億円)から3億ユーロ(約488億円)を支払うという。なお、『リヤド・エア・メトロポリターノ』の名称は20日に行われるラ・リーガ第10節レガネス戦から用いられるようだ。
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