時速193kmで酒気帯び運転…4歳児を死亡させたオランダ人MFが控訴を取り下げ…懲役2年半が確定に
死亡事故を起こしていたオランダ人プレーヤーが実刑判決を受け入れることを決断したという。 【写真】大破した事故当時の車、懲役刑の判決を受けた際のフルート オランダ『AD』によると、その選手は世代別のオランダ代表歴のあるMFライ・フルート(29)。コロナ禍であった2021年11月にスピード違反(時速193km)の状態で運転していた中、交通事故を起こしていた。 この事故により、4歳のジオ・ルース君が死亡。また、フルートからはその後にアルコールも検出され、検察は懲役3年半を求刑し、悪質な事故だと非難されていた。 しかし、フルートは判決に対して控訴。事故時にジオ君が正しくシートベルトを使用していなかった可能性を指摘。これが多くの批判につながる事となり、ジオ君の両親も「シートベルトを着用していたかどうかは疑いの余地がなかった。彼はそれをつけていた」と反論していた。 その後、2023年4月に実刑が懲役2年半に決定。フロートは控訴していたが、今回取り下げることを決定し、被害者側も取り下げることに合意。懲役2年半が確定する事となった。 事故後、フルートは当時所属していたヘラクレスを解雇されており、カザフスタンのアスタナに移籍位sてプレー。2022年9月からはロシアのウラルでプレーしていたが、今夏退団していた。 フルートは、PSVの下部組織で育ち、カンブールやFCアイントホーフェン、NACブレダ、FCキアッソ、フロジノーネ、シント=トロイデン、エクセルシオール、ヘラクレス・アルメロ、アスタナ、ウラルでプレーしていた。 エールディビジで93試合23ゴール7アシスト、エールステディビジで114試合42ゴール19アシストを記録。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでもプレー経験があり、U-17からU-21までオランダ代表でプレーしていた。
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