セルフ前髪カットを失敗しないコツ 「また切りすぎた!」を避けるには?
動きのあるカーテンバングスが流行する一方、サロンカットによるメンテナンスに時間を割くのはなかなか難しいもの。そこでUK版『ELLE』が、プロのスタイリストたちに自宅でできる前髪セルフカットの方法をインタビュー。これで日々の微調整カットなら、きっと怖くなくなるはず! 【写真】前髪に迷ったらカーテンバングス!セレブのお手本ルック13をマーク♡
切りすぎを回避するために知りたいこと
ネイルケアやペディキュア、昔ながらのハチミツとオートミールで作るフェイスマスクなど、比較的リスクの少ない自分で行う美容法はいくつかある。しかし、前髪を自分で切る作業は、ハサミの使い方に熟練したプロにしてもらうのが、やはりベストだろう。しかし、現実的に考えると、2週間に1回サロンに行って前髪を整える時間を確保するのは難しいもの。特に、髪が早く伸びる人にとってはさらに大変! 今、カーテンバングがどれほど人気かを考えると、多くの人がカットだけの予約をしているのも納得だ。
そこで、自宅でのセルフヘアカットを考えることになるのだが、予期せぬ前髪の大惨事を避けるため、いくつかのステップを踏む必要がある。
キッチンのハサミで前髪を切らないで
まずは、正しいツールを揃えることが先決。切れ味のよいヘアハサミを1本持っておけば、繊細かつプロ並みの仕上がりに近づくことができる。目が細かく、持ち手が長いテールコームは髪を分ける際に役立つ。また、優れたスタイリング剤を使えば、より洗練された仕上がりを実現できる。
前髪のセルフカットステップ
1.前髪のセクションを正しく分ける 「髪が濡れているときは、必ず前髪以外の残りの髪の部分をクリップで留めましょう。前髪だけを残すことで、前髪カットだけに集中して作業できます」と、教えてくれたのはヘアスタイリストのラリー・キング。 「前髪の始まりは額の生え際から5cm後ろに向かったところです。そして眉毛の横にかけて三角形を描くことが多いです。これが前髪の範囲です。眉毛の幅を超えるように広く切ってしまうと、顔の側面から髪がなくなり、顔がより大きく見えてしまいます。それは避けたいですね」