大催事場は「宇宙からのエネルギーを吸収するイメージ」 大阪・関西万博の主要施設の概要を発表
2025年に開催される大阪・関西万博の3つの主要施設の概要が発表されました。 発表されたのは大催事場・小催事場・迎賓館の3施設です。大阪・関西万博の開会式や閉会式が行われる予定の大催事場は、高さ約20メートルの建物の上に直径約70メートルの金色のお皿のような屋根がついています。巨大な金色の屋根は、宇宙からのエネルギーを吸収するイメージでデザインされ、建物全体で生きる喜びを表現しているということです。 屋内は約2000人を収容できる劇場となっており、床や壁は真っ白、天井には特殊な加工が施された金色の紙を、貼り付けるということです。
小催事場は海に近い場所に建設されることから、海に向かう飛び込み台をイメージしたデザインになっています。 また、風が吹き抜けやすい構造にすることで、夢洲の空気の循環や降り注ぐ光を取り入れた生命体のような建築にしたいということです。中には展示スペースやレストランもあり、海外の参加国がプレゼンやイベントを行うステージは外からも見える造りにしているということです。
各国の政府関係者らを迎える迎賓館は伝統的な日本家屋をイメージして造られました。 また、大小の催事場と屋外イベント広場(EXPOアリーナ)展示場施設(EXPOメッセ)の計4つの施設の愛称を公募することも発表されました。応募期間は29日午後2時から12月28日午後5時までで、 万博協会のホームページから応募できるようになっています。