府中のプラネタリウムで国立天文台准教授の講演会 宇宙人の謎に迫る
国立天文台准教授の縣(あがた)秀彦さんの特別講演会「宇宙人はいますか?」が11月4日、府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)プラネタリウムで開催される。(調布経済新聞) 【写真】分かりやすく教えてくれる国立天文台准教授の縣秀彦さん 縣さんは同館で投映中の映像番組「プラネタリウムでチコちゃんに叱られる!2 チコとキョエの星空タイムトラベル 謎のラニアケア超銀河団」を監修し、自身も出演している。難しくなりがちな天文や宇宙の話を分かりやすい語り口で伝えていると定評がある。 講演会では「地球の生命はどこから来たのか」「同じように地球以外で生き物のいる星があるのか」など、宇宙人の謎について科学的な視点で解説する。参加者の質問に答える時間も設ける予定。 同館では幼い子どもを対象にした番組(ベビープラネタリウム)や全編スタッフが生解説する番組など、幅広い世代を対象に趣を変えた番組を投影している。特別講演会は「本格的な天文解説を聞きたい」というニーズに応えて、年に一度開催している。プラネタリウムのリクライニングシートに座り、ゆったり講演を聞くことができる。 同館広報の鈴木さんは「国立天文台の先生の話を直接聞ける貴重な機会なので、星や宇宙のことを深く知りたい方は、ぜひ参加して知的好奇心を満たしていただければ」と話す。「縣先生の話は専門的でありながら、誰でも理解できるよう丁寧に穏やかに教えてくれるので天文初心者も安心して参加していただければ」と呼びかける。 開催時間は15時30分~16時30分(途中入場不可)。料金は、大人=600円、中学生以下=300円、4歳未満無料(特別イベントのため各種割引・優待など利用不可)。博物館入館料が別途必要。チケットは専用サイトで販売している。当日券は9時から館内で販売。
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