将来の夢・ミュージカルの舞台に向け練習を重ねる高校生が学校で取り組んだ競技は…
静岡県磐田市に住む高校生が将来の夢に向かい2つの違う世界で力を発揮しています。強みは「集中力の高さ」です。 磐田市に住む松井美加さん17歳、磐田北高校の3年生です。小学生の頃から「磐田こどもミュージカル」に所属しています。そんな彼女にはもう一つの顔が・・・。 それは部活で取り組んできたアーチェリー。2023年秋、県の新人戦で女子の部1位となり、2024年3月には掛川市で開催された全国高校アーチェリー選抜大会へ出場しました。惜しくも決勝進出はなりませんでしたが貴重な経験をしました。 松井さんがアーチェリーを始めたのは、高校生になってから。 松井美加さん: 「元々、運動が好きで運動部に入りたかったのもあるんですけど、友達が『アーチェリー部見に行くけど行く?』と誘ってくれて。かっこいい印象を受けて自分もやりたいと思いました」 競技は制限時間内に70メートル先にある的をめがけて矢を放ちます。指導者は松井さんの成長の速さに 驚いています。 磐田北高校 アーチェリー部顧問 半場 久博さん: 「1年のときはそんなにあれ(上手)じゃなかったよね。本番に強いかな。練習の時よりも本番の方が力が出るというのか練習以上の力が出るというのか、そんな感じですよね」 5月に県高校総体を終えた今は8月に控えるミュージカルの舞台に向け練習を重ねています。 磐田こどもミュージカル演出 中野真希さん: 「アーチェリーとか弓道をやる人は(役者に)けっこう多いんですけど、的を集中して的を射ることがそれぞれ役に立っているという気がします」 松井美加さん: 「場面とかをどんな感じなのか考えて合った役を出来るだけ作れるように頑張ってます」 大学に進学してミュージカルを専門的に学ぶことを希望している松井さん。アーチェリー同様、将来の夢を射程に入れて進みます。