【広島】初回に床田寛樹が押し出し四球も即座に勝ち越し 小園海斗がタイムリー
◇プロ野球セ・リーグ 広島-ヤクルト(12日、マツダスタジアム) 7月に入って白星が1回の広島は初回、押し出しで1点を失いましたが、直後に勝ち越しに成功しています。 【画像】ヤクルト戦で力投する広島の床田寛樹投手 広島の先発はここまでチームトップの7勝を挙げ、防御率1.66(試合前)の床田寛樹投手。チームは10日の巨人戦でのノーゲームを挟んで現在4連敗中と、床田投手の投球で流れを変えたいところ。 しかしこの日は初回から試練が訪れます。1アウトから武岡龍世選手にライトへのツーベースヒット、宮本丈選手にセンターへのヒットを許します。 続く4番・村上宗隆選手を空振り三振に仕留めますが、オスナ選手にフォアボールを出して満塁のピンチ。ここで打席には7月月間打率.300の長岡秀樹選手を迎えます。ファウルで粘られ、フルカウントから8球目。ストレートが高めに外れ、押し出しの四球となります。広島は初回から1点を失いました。 それでもその裏、広島は野間峻祥選手、上本崇司選手の連打で1アウト1、2塁のチャンスをつくると、小園海斗選手のライトへのタイムリーで同点に追いつきます。 さらにヤクルト先発・石川雅規投手の暴投で2塁3塁のチャンスとすると、石原貴規選手の打球を相手ショートがエラー。この間に3塁ランナーがかえり、勝ち越しに成功しました。 初回に押し出しの痛い失点を喫したものの、すぐさま取り返した広島。この勢いで連敗ストップとなるでしょうか。