東名で足場材31枚を落下させ後続車25台が衝突 トラックを運転していた会社員を書類送検 点検怠ったか
沼津市を走る東名高速・下りで、トラックを運転中に積載していた足場材31枚を本線上に落下させ、後続車25台に衝突させたとして、横浜市に住む会社員の男が書類送検されました。 道路交通法違反(高速自動車国道等運転者遵守事項違反)容疑で書類送検されたのは横浜市港北区在住の会社員の男(40)で、4月13日午後9時頃、沼津市西熊堂の東名高速・下りをトラックで走行中、荷台に積んでいた足場材31枚を本線上に落下させ、後続車25台に衝突させた疑いです。 警察によると足場材は縦2メートル・横1メートルで、約10キロにわたって落ちていて、荷台にベルトで固定していたものの、ベルトが緩んでいたか、風の影響で落下したとみられ、警察は道交法で義務付けられている走行前等の点検を怠ったことが事故につながったと判断し立件に至りました。 足場材に衝突した25台はバンパーが破損したり、タイヤがパンクしたりしたものの、ケガ人はいませんでした。 任意の調べに対して、会社員の男は「落としたことは気づかなかった。法律については理解していた」と話しているということです。
テレビ静岡