運命の決勝戦は17日「全国高校サッカー選手権」県大会 強豪校の2連覇か?4年ぶりの王座奪還か?《長崎》
(長崎総大附属 定方 敏和監督) 「選手権は憧れでもあるし、選手の人生がそれで変わると思う。 勝って選手権に連れていきたい、連れて行ってほしいなと思う」
県大会は、3試合で8得点2失点。 長崎南山や鎮西学院といったライバル校に快勝し、勝ち上がってきました。
しかし今シーズンは1月の新人戦、6月の県高総体で結果が出せず 苦しみました。 後半に入って逆転されることも多く、選手権に向けては 走り負けないフィジカルを鍛えてきました。 (創成館 田原昊仁郎 主将(3年)) 「ラスト1個勝てば、全国というところでラストとれるところにあるので、しっかりチーム全員で最後 優勝してひとつのタイトルを取りたい」 延長までもつれ込む激戦となった鎮西学院との準決勝では、延長後半に勝ち越し点を挙げ、2年ぶりの決勝にコマを進めました。 攻守の要は、ボランチでキャプテンの3年生 田原昊仁郎 選手。 アイデアのあるパスでチャンスを演出するほか、得点力も持ち合わせています。
(創成館 田原昊仁郎 主将(3年)) 「自分の強みと思っているのが攻撃なので、どんどん前線に顔を出してサイドの展開やチャンスがあれば、ドリブルを仕掛けてシュートまでもっていくのがすごく大事だと思う」 (創成館 久留貴昭 監督) 「一番攻守すべてにおいてリーダーとなってゲームの中で指揮を執ってもらいたいし、攻撃に関しても彼がロングパスやショートパスでリズムを作ってくれるので、すべてにおいて期待している」 田原選手は、1年生の頃からレギュラーとして プレー。 2年前に国見と対戦した決勝戦では、追加点を奪えず敗れた経験から、今年はアグレッシブな攻撃を意識してきたといいます。 (創成館 田原昊仁郎 主将(3年)) 「守りに入るのではなく、2点3点取るイメージで攻撃的にサッカーするのに取り組んだ」 守備陣を統率するのは、2年生ゴールキーパーの阿部 巧翔選手。 173センチとGKとしては小柄ながら、瞬発力を生かしたシュートストップが持ち味です。