団子お供に「中秋の名月」を 和菓子店大忙し
今日は「中秋の名月」。お供にかわいい団子はいかが──。大阪市の和菓子店「幸成堂」で月見団子の製造がピークを迎えている。 ウサギの形をしたかわいらしい団子と、白い餅にあんこを巻いて月に雲がかかったように見立てた団子の2種類がある。 材料には兵庫県産「コシヒカリ」の米粉と、北海道十勝産の小豆を使用。上品で優しい甘さに仕上げる。十三夜(10月15日)までに約3000個を製造予定。1個110円。店主の前田宗城さん(59)は「団子をお供に、秋の訪れを感じてほしい」と笑顔で話す。 (山田凌)
日本農業新聞