出光興産、無リン無灰DE用オイルが川崎CNブランドに 潤滑油で初認定
出光興産は、同社が開発した無リン無灰ディーゼルエンジン用のオイル「アッシュフリー」が、脱炭素社会に対応する製品として川崎市の「川崎CNブランド」に認定されたと発表した。潤滑油の認定は初めて。 アッシュフリーは子会社の出光ルブテクノ(上前伸浩社長、川崎市川崎区)の京浜事業所(川崎市川崎区)で生産しており、ライフサイクル全体を通じ、従来品と比べて二酸化炭素(CO2)排出量を約60%削減できる。ディーゼル微粒子除去装置(DPF)の寿命を延ばし、メンテナンス費用削減にもつながるという。また、製造工程では再生可能エネルギー由来の電力を100%使用している。 (2024/12/06 修正)