ラグビー 埼玉、横浜と20―17の死闘制す…3季連続決勝進出、フッカー堀江も喜び爆発「最高の形で終わりたい」
◆ラグビー ▽リーグワン・プレーオフ準決勝 埼玉20―17横浜(18日、秩父宮ラグビー場) 準決勝が行われ、2季ぶりの優勝を目指す埼玉(旧パナソニック)が、横浜(旧キヤノン)を20―17で下してリーグワン3季連続の決勝進出を果たした。 先制は埼玉。前半3分、SO松田力也が大きくゲインすると、7次攻撃から右サイドで受けたWTB竹山晃暉がトライ。5―3の9分には、自陣からボールを繫いでWTBコロインベテが左サイドを激走。ロックのコーネルセンのトライをアシストし10―3とした。27分には敵陣左中間での相手ボールスクラムで反則を誘い、松田のPGで3点を追加。13―3で前半を折り返した。 後半は横浜が盛り返す。4分、横浜が敵陣左サイド深くのラインアウトモールを押し込み、フランカーのハラシリがトライ。キックも決まり、10―13と点差を詰める。13分には、8次攻撃からWTB竹沢正祥が左隅にトライ。逆転し、キックも決まって17―13とした。 それでも埼玉は19分、SO松田が中央を突破して相手インゴールに迫ると、CTBデアレンデがねじ込んで再逆転。20―17となった残り20分は、気温28度を超える日差しの中、埼玉が横浜の猛攻に耐えてノーサイドの笛。埼玉が接戦を逃げきり、リーグワン3季連続の決勝に進出。今季限りでの現役引退を表明しているフッカー堀江翔太は、両手を突き上げて喜んだ。堀江は「もちろん優勝したい。しっかり、前みすぎず、次の練習から目を向けて進んでいきたい。最高の形で終わりたいですね」とファンの声援に応えた。
報知新聞社