止まらないスピードに乗ってBUDDiiSは次のステージへ「僕らの想いはいつでもみんなの近くに」ホールツアー最終公演の模様をレポート
「目の前のことにがむしゃらに取り組んでいたらここまで来れた」
続いては、「BUD」。バディはペンライトを回し、メンバーはタオルを回し、パシフィコ横浜に風を起こしていく。かと思えば、ガッとハードに「BEAST2」。重低音を響かせ、「もっとこいよ」とバディを煽る。そして「WE HIGH」でまた空気を変える。その多面性に驚かされるが、に会場を盛り上げるパワーを持っていることには間違いない。全力でパフォーマンスをぶつけていく。曲終わりにMORRIEが酸欠気味になり、KEVINに連れられて袖にはける場面も見られた。 そして会場も「熱気凄すぎてちょっと蜃気楼が見える」とFUMIYAがいうぐらいの熱が会場を充たしている。 MORRIEが戻ってきたところで、「最後まで幸せを持って帰ってださい」とFUMINORIがコールしたのは「The One」。思わず会場から歓声が上がり、メンバーのテンションが上がっているのがわかる。ステージのあちこちで体を弾ませながらもじゃれ合う様子が見てとれた。この曲の注目ポイントは、毎回、メンバーの誰かが電話をかける、というアドリブ部分。この日はYUMAが担当。「今日は会いに来てくれてありがと。言いたいことがあるんだけど……みんなのことと大好きにゃん」とかわいくニャンコポーズも決め、大歓声。さらに銀テープも飛び、華やかに彩る。 本編ラストとなるのは新曲「HONEY」。またこれまでのカラーとは異なるようなスピード感のある情熱的な楽曲だ。さらに艶やかなダンスもみせバディを魅了した。 余韻冷めやらぬ中、アンコールでは客席から登場したメンバー。2階席、3階席のバディとも目を合わせながら、「Mr.Freak Out」と「R4U」をそばで届けた。 ステージに戻り、アンコールのお礼を伝えたあと、HARUKIが「HOT CHEESE」で撮影した写真がスクリーンに映され、一緒に見返していくく。それぞれが感想を口にしながら見たあと、これまでのツアーでの「HOT CHEESE」での写真の振り返りみ。これはメンバーも知らなかったようで、沸き立つ……が、まさかの振り返り写真にFUMINORIしかいないという事態に一同が盛り上がる。愛されリーダーである。 そして、ここで改めて前日に発表された、9月で日本武道館でワンマンライブを行うことを伝えたが「そんなファイナル、僕たちBUDDiiSがお知らせを持ってこないわけがありません!」とFUMINORI。昨日の振り返りのVTRを観たあと、もうひとつ控えていたお知らせが、なんと日本武道館公演2DAYSという発表だ。これには割れんばかりの大歓声が沸き起こる。 FUMINORIは「こうしてライブを発表できるのは本当にみなさんのおかげですし、僕たちは目の前のことをがむしゃらに取り組んでいたらいろんな人と出会って、いろんな人と繋がって、いろんなバディとこうして出会えて、武道館というところまで発表できて。デビューして3年になるんですけど、こういった発表ができることをすごく嬉しく思いますし、みなさんのおかげだな、と感じております」とお礼を伝えた。