NTT東日本、日本生命と異例のコラボ野球教室「実戦を子どもたちがグラウンドレベルで見られたのもよかった」
社会人野球のNTT東日本は29日、千葉県船橋市のホームグラウンドに地元の小学生約100人を集めて、日本生命と合同で野球教室を開いた。都市対抗野球に出場するチームが開幕前にコラボして野球教室を開くのは初めての試み。午前中に技術指導し、午後のオープン戦は、両チームのベンチで学童選手に観戦もさせた。 オフにそれぞれで野球教室をしてきた両チームが、シーズン真っただ中に協力。日本生命の関東遠征を使って実現した。NTT東日本の平野宏監督は「他のチームと合同するのは新しい形。オフは見せられない実戦を、子どもたちがグラウンドレベルで見られたのも試みとしてよかった」と強調した。学童選手はベンチでも楽しく振る舞い、引き揚げてきた投手に「四球が多い」と指摘したこともあったようで社会人選手もいい刺激を受けた様子だ。
中日スポーツ