NewJeans契約解除騒動と連動か!ミン・ヒジン氏がHYBEに26億円相当の株式買い取り提案
“NewJeansの母”こと、アドア(ADOR)のミン・ヒジン前代表が株主間契約により、アドア株式に対するプットオプション(株式買取請求権)行使を最近、親会社であるHYBE(ハイブ)に通知したと15日、韓国メディアのヘラルド経済が報じた。また、ミン前代表の側近に分類される、アドア前副代表と前理事も、同日にHYBEへプットオプション行使の通知をしたと伝えられた。 【写真】決着はいつ…HYBEのトップ、バン・シヒョク氏 NewJeansメンバーが13日に、「ミン氏のアドア代表復帰」をはじめとする要求事項について「アドアが2週間以内に是正しなかった場合、専属契約を解除する」という内容証明を送付。この件とともに、ミン氏とHYBEとの法的攻防が、再び予告された状況だ。 ミン前代表とHYBEが結んだ株主間契約によると、プットオプション行使時、ミン氏はアドアの直近2年間と平均営業利益に13倍をかけた値で、自身が保有するアドア持分率の75%ほどの金額を、HYBEから受け取ることができるという。 プットオプション算定基準年は、2022年から2023年。この期間のアドアの営業利益は、2022年は-40億ウォン(営業損失40億ウォン/約4億円)、2023年は335億ウォン(約33億5000万円)だった。2022年に赤字となったのは、アドア唯一の所属アーティストであるNewJeansが、デビューした年だったためと解釈される。 今年4月に公開された、アドア監査報告書によると、ミン氏はアドア株式57万3160株(18%)を保有。これを基に計算すると、ミン氏は260億ウォン(約26億円)相当の金額を受け取ることができる。 11月初旬、すでにプットオプション行使を通知したと推測される中、ミン前代表は5日に声明文を発表。「さまざまな噂の中で、私が『誰かから投資を受けることになった』『誰かと契約することになった』という話が、投資業界を中心に広がっているという話を聞いた」「特定の企業名が言及されているという話も聞いたが、これらは全く事実ではない」と明言している。 (よろず~ニュース・椎 美雪)
よろず~ニュース