「ザ・トラベルナース」より

主演・岡田将生×中井貴一の木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第5話が11月14日(木)に放送される。放送に先駆け、第5話のあらすじが解禁された。 【写真】安達祐実“吉子”が、勝手に余命宣告を行った新人ナース・森田望智“柚子”に制裁ビンタ　岡田将生“歩”は思わず口をあんぐり ■膨れ上がるパワハラ問題、理想に燃える院長・薬師丸は新たな動きへ 本作は、手術の際に医師を補助し一定の医療行為を実施できる「NP(＝ナース・プラクティショナー)」の那須田歩(岡田)と謎多きスーパーナースの九鬼静(中井)のクセ強看護師コンビが、“患者ファースト”の精神で医療現場を改革していく物語のシーズン2。 トラベルナース(人手不足の病院や施設で期間限定で働くフリーランスの看護師)である彼らの今シリーズの勤務先は、基幹病院である「西東京総合病院」。同病院では、新院長・薬師丸(山崎育三郎)が働き方改革を中心とした組織変革に次々と着手。現場の状況より自分の理想を優先して強引に改革を進める薬師丸に、静と歩は闘いを挑んでいく。 11月14日(木)放送の第5話では、患者とナースのパワハラ問題が同時多発。さらに、クリーンな院内改革を推し進める院長・薬師丸卓(山崎育三郎)も、自らの理想を実現するため、院内外を問わず大きく動き出す。 ■段田安則が演じる患者が、院内のパワハラ連鎖に火をつける 第5話には、段田安則が、がん患者・五味武久役としてゲスト出演。新たに入院してきた五味は、ナースとして目の前に現れた静を見るや「しず坊!?」と仰天。実は、五味と静は中学までの同級生だった。 2人の再会によって、初めて“静の少年時代”が明らかに。しかし、五味は“院内におけるパワハラ連鎖の火つけ役”になってしまう。入院初日から、上から目線がデフォルトの歩でさえもあきれ返るほどの強烈なパワハラを連発。会社の部下だけでなく医師やナースをも困らせていく。 ■勝手に余命宣告した半人前後輩・柚子に先輩・吉子が制裁ビンタ 一方、どんなに理不尽な患者の言動もさらりと一蹴し、自己犠牲もいとわず仕事と向き合うクールな中堅ナース・金谷吉子(安達祐実)は、半人前のくせに文句ばかり言う新人ナース・中村柚子(森田望智)を連日指導することに。 ところが第5話では彼女たちの間で、病院全体を巻き込むパワハラ問題が勃発。吉子の厳しい指導に対し、不満を爆発させた柚子が「完全にパワハラだ」と、看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)に直訴してしまう。 さらに、五味の横暴ぶりにもブチギレた柚子は、医師でもないのに勝手に余命宣告。私的感情に流され、あるまじき行動を取った柚子に、吉子が痛烈なビンタを食らわせる。この騒動はすぐさま薬師丸の耳にも入り、吉子に解雇の危機が迫ることに。一方静は、死期が近づく五味の心に懸命に寄り添おうとする。 ■第5話　あらすじ 静の少年時代をよく知る同級生・五味武久が、がんを患い、偶然にも静のいる西東京総合病院に入院。ところが入院初日から、五味は歩もあきれ返るほど、パワハラざんまい。わざわざ私物を届けに来てくれた部下・茶谷啓介(中島広稀)に罵詈雑言を浴びせたかと思えば、検温しようとする中堅ナース・金谷吉子と新米ナース・中村柚子のことも不遜な態度で門前払いする。 かたや吉子は、半人前にもかかわらず文句ばかり言う柚子を厳しく指導。歩らは、連日ピリつく2人をなだめようと努めていた。ところが、ついに不満を爆発させた柚子が「完全にパワハラだ」と、看護部長・愛川塔子に直訴。塔子は吉子のプロ意識に理解を示しつつも、注意を促す。 そんな折、不意の病状悪化で手術適応外となり、五味はますます情緒不安定に。その横暴ぶりに、柚子が激怒。あろうことか、医師ではないのに勝手に余命宣告してしまった柚子に、吉子が痛烈なビンタを食らわせる。この一件を知った院長・薬師丸卓は塔子に対し、吉子の解雇を示唆する事態に。一方、死期が近づく五味の心に、静は懸命に寄り添おうとする。