【MLB】Wソックスが今季18度目の完封負けを喫す 33勝115敗で借金は82に シーズン126敗ペース
【アスレチックス2-0ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
日本時間9月14日、ホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのアスレチックス3連戦がスタート。その初戦は0対2で完封負けを喫し、33勝115敗で今季ワーストの借金82となった。アスレチックス先発のブレイディ・バッソは6回途中5安打無失点の好投でメジャー初勝利を挙げ、4番手のメイソン・ミラーは25セーブ目を記録。ホワイトソックス先発のギャレット・クローシェは球数・イニングの制限があるなかで4回3安打1失点と力投したが、12敗目(6勝)を喫した。 【動画】ホワイトソックスのギャレット・クローシェが4つの三振を奪う 初回に二死1・2塁の先制機で無得点に終わったホワイトソックスは、3回裏先頭打者の出塁も生かせず、4回表には先発のクローシェがザック・ゲロフにタイムリー二塁打を浴びて先制点を献上。5回表は2番手のガス・バーランドがブレント・ルーカーにタイムリーを浴び、2点目を奪われた。6回裏に一死1・2塁のチャンスがあったものの、ここでも得点できず、9回裏一死2塁でも無得点。結局、最後まで得点を奪うことができず、今季18度目となる完封負けを喫した。 ホワイトソックスは今季148試合を消化して33勝115敗。実に82もの借金を抱え、20世紀以降の最多敗戦記録である120敗(1962年メッツ)の大台到達に向けて着実に歩みを進めている。120敗を回避するためには残り14試合で10勝4敗が必要だが、現在のホワイトソックスの状況を考えると、それを達成するのはほぼ不可能だろう。残り14試合、どこまで黒星が増えるかということばかりが注目されることになりそうだ。