犯罪グループ「トクリュウ」が新たな脅威に 警察白書
警察庁は26日、今年の警察白書を公表しました。 匿名性の高いSNSなどで結びつき、広域で強盗や特殊詐欺を行う犯罪グループ「トクリュウ」が新たな脅威になっているなどと分析しています。 今年の「警察白書」では、SNSなどで結びつき、広範囲で犯罪を行う、「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」が大きく取り上げられました。 去年、東京・狛江市で起きた強盗殺人事件をはじめ、この「トクリュウ」が社会の重大な脅威となっているとして、集団や犯罪の特徴などを分析しています。 また、全国各地で特殊詐欺被害が発生していることにも触れ、およそ500名体制の「特殊詐欺連合捜査班」を設置し、対策強化をしていることなども紹介しています。