【最新調査】若い世代のほうが、上の世代よりもリアル書店で本を購入していることが判明
読書のゲーミフィケーションやアクセサリー化
ただ、オンラインのお勧めに疲れたとはいえ、若者の間での「書店人気」には、インターネットが一定の役割を果たしている。 ソーシャルメディアによって促進された、近年の「読書のゲーミフィケーション(読書を競争的な活動に変える傾向)」や、特定の本を所有したり、見せることで、個人のブランドイメージを強化する「本のアクセサリー化」は、「読書が内面的な楽しみではなく、外的な動機によって駆動されている」などの側面もある一方で、より多くの人々を書店に向かわせているという。 同紙によれば、ここ数年で、書店で本棚を背景に写真を撮る人が増えており、まるで「書店がスタジオのように使われるようになった」。 「本を探す姿や、本を片手に窓の外を眺める様子をパートナーや友人に撮ってもらう人たちもよくみます」 いずれにせよ、若い顧客は増えているようだ。
COURRiER Japon