ジダン氏、フランス代表の次期監督候補に…会長が示唆「気にしないかと言えば嘘になる」
フランスサッカー連盟(FFF)のフィリップ・ディアロ会長が、ジネディーヌ・ジダン氏がディディエ・デシャン監督の後任としてフランス代表を率いる可能性を示唆した。6日付けでスペイン紙『アス』が報じている。 2018年にロシアで行われたFIFAワールドカップでフランスを優勝に導き、また2022年のカタール大会でも2大会連続の決勝進出を果たしたデシャン監督だが、残りの契約期間や去就についての噂が絶えない状況となっている。 そんな中11日に予定されている会長選挙を前に、ディアロ会長は現在のデシャン監督の続投を明言。それでも、将来的にジダン氏がフランス代表を率いる可能性についても言及し、同氏が以前から代表監督を目指していることを認めた。以下のように語っている。 「私が2023年1月に就任した際、デシャンは4年間の契約を更新したばかりで、その契約を尊重している。彼はFFFが設定した目標を達成した。重要なのは、私がデシャンにEURO(欧州選手権)で準決勝進出を求め、彼がそれを達成したということだ」 「ジダンのことを気にしないかと言えば嘘になる。ピッチ上でも、観衆の間でも、そしてあなた方(メディア)からもその名前をよく聞くからね」 注目が集まるジダン氏とフランス代表の将来。同メディアはデシャン監督の契約が満了を迎える2026年のW杯アメリカ・カナダ・メキシコ大会後にも、その関係性が深まる可能性を報じている。
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