第103回全国高校サッカー選手権は2日、埼玉県の浦和駒場スタジアムなどで3回戦8試合があり、山口県代表の高川学園は静岡学園に0―2で敗れた。 　高川学園は前半、コーナーキックで相手ゴール前で複数の選手が手をつないで回る「トルメンタ」を見せる場面はあったが得点は奪えず。一方で守備では集中力を発揮し、ゴールを守る。 　しかし、後半4分、フリーキック後の相手のカウンターから先制点を献上してしまう。失点後も集中力を切らさずに守り、同38分のPKもしのいだが2分後に2失点目を喫する。攻撃は良い場面をつくることはあったが、1、2回戦と無失点で勝ち上がってきた相手の堅守を崩し切ることは最後までできなかった。