【NBA】バックスがヤニスのトリプルダブル級の活躍でホークスを下しNBAカップ決勝進出
日本時間12月15日(日)、ミルウォーキー・バックスとアトランタ・ホークスによるエミレーツNBAカップ準決勝がT-モバイル・アリーナ(ネバダ州ラスベガス)で行われ、バックスがホークスに110-102で勝利した。 【動画あり】デジャブ?ヤニス・アデトクンボがアリウープを2021年ファイナルを再現するかのような超絶ブロック! ヤニス・アデトクンボが37分53秒のプレイで、3ポイントショット試投なしのフィールドゴール15本中10本成功の32得点(フリースロー試投18本中12本成功)、14リバウンド、9アシストとトリプルダブルにあと一歩と迫る活躍を見せた。出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+3だった。そのほか、4ブロック、1スティールをマークしている。 試合は、バックスがヤニスのレイアップショットでこの試合初得点を決めると、そこからバックスは7連続得点で好スタートを切る。しかし、その後バックスはなかなか得点できず、ホークスに26-28と第1クォーター逆転を許す。第2Q開始早々、バックスがデイミアン・リラードのレイアップショットなど12連続得点で一気に逆転し、55-49とバックスリードで前半を折り返す。 後半に入ると、バックスがホークスのトレイ・ヤングに3Qだけで3Pショット2本を含む14得点を許すなど、82-83とホークスに再び逆転を許す。バックスは昨シーズンから第4Q開始時にリードを許している試合で20連敗中だったが、この試合では最終Qのホークスのフィールドゴールを5本成功のみに抑えた。同2分35秒の場面では、ヤニスがクリント・カペラのアリウープダンクをブロックし、バックスがリードを守り切り、NBAカップ決勝進出を果たした。 バックスは、リラードが3Pショット5本成功を含む25得点、6リバウンド、7アシスト、3スティールをマーク。他にも、ブルック・ロペスが16得点、ボビー・ポーティスがベンチからの出場で10得点と9リバウンドを記録した。 一方のホークスは、ヤングが3Pショット3本成功を含む35得点、10アシスト、7リバウンドと大健闘を見せるもあと一歩勝利まで届かなかった。他にも、ジェイレン・ジョンソンが15得点、10リバウンド、ディアンドレ・ハンターも15得点をマークした。 次戦、バックスは日本時間12月18日(水)午前10時30分からラスベガスでオクラホマシティ・サンダーとNBAカップ決勝で対戦する。
佐藤瑞紀 Mizuki Sato