アジア最高額クラブは? ACLクラブ市場価値ランキング3位。爆買いしたのに低迷!? 40億円で獲得したFWは不発…
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023/24の決勝トーナメントが間もなく幕をあける。決勝トーナメントに進出した16クラブの中で、最も市場価値が高いクラブはどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したACLの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は2月12日時点。
3位:アル・イテハド(サウジアラビア) 監督:マルセロ・ガジャルド 総市場価値:1億618万ユーロ(約148億6520万円) 最高額選手:ファビーニョ(3500万ユーロ/約49億円) ランキングの3位に入ったのは、サウジアラビア国内リーグの昨シーズンチャンピオン、アル・イテハドだ。昨夏に大型補強を敢行したことにより、チームの総市場価値は1億618万ユーロ(約148億6520万円)となっている。ランキング4位のアル・アイン(3179万ユーロ/約44億5060万円)に3倍以上の大差をつけることとなった。 チーム最高金額の市場価値を持つのがファビーニョだ。2023年7月のアル・イテハド加入時から金額を700万ユーロ(約9億8000万円)下げてしまったが、現在も3500万ユーロ(約49億円)の市場価値と評価されている。 同じく昨夏の移籍報道時に大きな話題となったカリム・ベンゼマの市場価値は、ファビーニョに次ぐ1500万ユーロ(1500万ユーロ/約21億円)となっている。ここまでリーグ戦15試合出場9ゴール5アシストと好成績をおさめているが、バロンドール受賞者のベンゼマには大きな期待が寄せられていただけに、必ずしも満足の行く数字ではない。ベンゼマには今冬のヨーロッパ復帰の噂もあがっていた。 また、セルティックから移籍金2910万ユーロ(約40億7400万円)で獲得したジョタ(900万ユーロ/約12億6000万円)もリーグ戦の出場が5試合のみで、投じられた金額に見合った活躍ができていない。 大型補強による効果が期待ほどあがらなかったこともあってか、2023/24シーズンは国内リーグで現在5位と、チーム状態は良くはない。かつてトッテナムを率いたヌーノ・エスピーリト・サントからマルセロ・ガジャルドへ監督交代にも踏み切ったが、12月にはリーグ戦3連敗を喫するなど、状況が改善しているとは言い難い。これがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではどのように影響するだろうか。
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