センバツ高校野球 栃木2校出場 開幕 作新学院・石橋、堂々行進 /栃木
◇作新学院「挑戦者として戦う」、石橋「舞台立ち夢みたい」 第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。6年ぶり11回目の出場となる作新学院と、春夏通じて初の甲子園出場の石橋の選手たちは、胸を張り、引き締まった表情で行進した。 行進は36校の出場校が、前年覇者の大阪桐蔭を先頭に北から順に入場し、7番目に作新学院が、続いて石橋が登場した。作新学院はプラカードを持つ、マネジャーの鈴木駿太郎さん(3年)を先頭に、旗手を務める草野晃伸主将(同)がチームを率いた。草野主将は「甲子園の土や雰囲気を一瞬一瞬かみしめられた」と話し、「自分たちの今までやってきた野球を貫いて、挑戦者として戦っていきたい」と意気込んだ。 続く石橋も元気いっぱいの行進を見せた。センバツ旗を持って行進した横松誠也主将(同)は「ゆっくり歩こう」との心掛け通り、胸を張ってみんなを先導した。初出場ながら選手たちに緊張はなく、横松主将は「観客も入っていて想像以上に球場は圧迫感があった。改めてこんな舞台に立てるなんて夢みたい」と高揚感を抑え切れない様子で話した。 作新学院は大会第2日の第2試合で大分商と、石橋は大会第4日の第1試合で能代松陽(秋田)と対戦する。【鴨田玲奈】