県鉄「ケービン」開業110周年でイベント開催へ
沖縄テレビ
かつて沖縄を走っていた「ケービン」、沖縄県鉄道の開業から110周年を迎える来月1日にあわせて与那原町では記念イベントが開かれます。 1914年12月1日に開業した沖縄県鉄道は「ケービン」の名で親しまれ、那覇を起点に与那原と嘉手納、それに糸満を結びました。通学やサトウキビの運搬にも欠かせない存在でしたが1945年の沖縄戦で破壊されました。 終着駅のあった与那原町では開業110周年を記念したイベントを開催することになり、駅舎の遺構の見学会のほか当時のダイヤから沖縄の鉄道の歴史を紐解くトークセッションも予定されています。 JTBパブリッシング盛崎宏行さん「現在、那覇バスターミナルから与那原はバスで30分とされていますので、戦前の与那原線というのは沿線の方々にとっては今と変わらぬスピードで移動できる、非常に優れた移動手段だったのかな時刻表から読み取れる。」 かつて沖縄を駆け抜けたケービンに思いを馳せるイベントは30日と12月1日、軽便与那原駅舎展示資料館や与那原町役場で開かれます。
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