関経連、新副会長に関電森社長ら 万博「関西以外も関心を」
関西経済連合会は27日、定時総会後の理事会で、関西電力の森望社長(61)とNTT西日本の小林充佳相談役(66)を新たな副会長に選任した。大阪市で記者会見した森氏は、2025年大阪・関西万博について「準備が進んでいることが実感できるようになってきた。関西地域以外の人に関心を持ってもらうことが課題だ」と述べた。 関電から副会長を出すのは約4年半ぶり。旧経営陣の金品受領問題や、新電力の顧客情報の不正閲覧といった不祥事が相次ぎ、財界の重要ポストから遠ざかっていた。再発防止策を公表し、復帰への理解が得られたと判断した。