2時間でひと月分の雨が降る ペルー中部300戸超が全半壊
ワヌコ、ペルー、11月13日 (AP) ― 南米ペルー中部の町ワヌコで11月12日、一晩中降り続いた猛烈な雨で少なくとも30戸の家屋が損壊し、300棟以上が半壊した。 スペインのバレンシア地方では、1年分の雨が8時間で降り、大規模な災害を引き起こしたが、ペルーのワヌコ県のアマリリス地区市長が地元ラジオ局に語ったところでは、11日の夜、ひと月分の雨がわずか2時間で降り、各地に地滑りを引き起こしたという。 この豪雨災害で、少なくとも30戸の住宅が全壊、300棟以上が半壊するなどの大きな被害を受けた。 市長の証言通り、市内の道路はどこも泥水が溢れていたが、人的被害は報告されていない。 大雨から一夜明けた12日、トラクターなどの重機が投入されて、町の後片付けと道路の清掃が行われた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)